その国の文化を知る容易な方法の一つとして、ホラー作品に触れてみるということが挙げられる。
その意味で、台湾という国を理解するために、この『呪葬』(原題は『頭七』)を観ることをお薦めしたい。
私の最も好きな外国-台湾-がよくわかる映画。
大島てる(事故物件サイト管理人)
恐怖のチラリズム・・・!
ムキ出しより、エロいホラーの連続、、、
後半、突風が吹いて、ムキ出しになった時、
ミステリーとラブが垣間見えます・・・!
山本英夫(漫画家)
最後に作品のトーンが急変。単なるホラーではない異様なゾーンに突入し、一気に引き込まれた!
な…なんだこれは!何映画なんだ!?
家だけじゃない。この映画は何かおかしい!(褒めています)
ジャガモンド斉藤(映画紹介人)
家族の冷たい仕打ちと心霊現象、二つの方向から神経をすり減らされ、陰鬱とした気持ちに突き落とされる因習ホラー。
しかしすべてが明らかになる時、恐怖よりも別の驚きに心動かされるかもしれない。
憎悪、愛、家族の絆。人の強い想いは、いともたやすく呪いとなるのだ。
野水伊織(映画感想屋声優)
閉鎖的で重たい空気と得体の知れない不穏さ、そして悍ましい心霊現象に震える。
と思ったら、エモーショナルな展開が涙腺に刺さったりもする。
帰省したくない!でも帰省したい!2つの思いが同時に発生して、帰省ダブルバインドに陥りました。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
『呪詛』『哭悲』に続き、台湾ホラー旋風が今年もやってきた!!
祖父の死をきっかけに帰省した母娘を迎えたのは、最悪の家族団欒。怪異と冷え切った家族関係が絶妙な緩急をつけて襲いくる!!
この恐るべき葬儀に、心してご参列ください。
ホラー映画取締役
怪現象に見舞われるだけでなく、家族総出でイビられ、娘は難病、おまけに貧乏。
畳みかける不幸に、怖いと言うより不憫すぎて悲しくなってしまった。
これが報われると思ったら、大間違いだから困る。もう止めてあげてください!
氏家譲寿(ナマニク)(映画評論・文筆家)
数多ある家ホラーのなかでもこの映画に出てくる“実家”の不穏レベルはトップクラスじゃないでしょうか。
何も起こっていないときですら怖い、何か起こるととんでもなく怖い……。ゾクゾク寒気がしまくるので納涼にオススメです。
レイナス(「ホラー通信」記者)